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2011.12.07 *Wed

【小説】 「ネットの彼女」 第6話(P-57) / 桂木 けい

ロードランナーの前から味方(ライバル?)の姿が消えて、コレで何の気兼ねも無く背中の太刀を振るえると思っていたヒカルさんが、ピンちゃんと同じ運命をたどる事になったのは、そのスグ後だった・・・。

 遠心力を利用して全身を回転させていたロードランナーが、何故か?もう一度同じアクションを行う。すると、先っぽが膨らんでハンマーの様になっている尻尾が、今まさに抜刀攻撃をする瞬間のヒカルさんにクリーンヒットしてしまい、彼女の姿が一瞬にして目の前から消えてしまったように見えた!。

hikaru:「くっそぉー!今度こそオレの・・・;へ;」

pinksnow:「ヤラレる番だったわねんw」

 だが幸にも(?)吹き飛ばされてしまったコトによって、被ってしまったダメージを回復させるチャンスを得たという見方も出来るワケだから、連続で攻撃対象にされてしまい、そのままゲームオーバーとなるよりは良かったのかな?。

ryo:「麻痺弾で時間を稼ぎます!そのスキに回復をっ!!」

 急遽、攻撃用の通常弾から麻痺弾へとリロードを行い初弾を撃ち始めると、みんなの身体が優しげなグリーンの光につつまれて、ダメージを受けていたヒカルさんの体力を半分くらい回復した。

hikaru:「あ、ありがとぅ・・・」

 これは、自分もダメージを受けていたピンちゃんが、続けて被弾してしまった仲間を気遣い、通常の回復薬では無く、同じ場所にいる仲間も一緒に回復させる効果があるアイテムを使用してくれたオカゲだ。

pinksnow:「いぃのよん~!だってアチシたち仲間でしょw?」

hikaru:「オレ・・・オカマじゃないんだけど・・・」

 この二人の会話を聞いていると何故か笑えてきて、声をマイクに拾われないようにする為には、これまでにリアルで培ってきた様々な経験が役に立つ事を知った。口では“ああ”言っていても、けっこう仲間思いのところがあるピンちゃんと、考えた事がそのまま口から出てしまうヒカルさんのコンビは、ハタで見ていて楽しいと感じるのは私だけだろうか?。

 おおっと!話してばかりいては戦いに集中できなくなりそうだが、今撃っている麻痺弾を、あと2~3発も当ててやれば次の麻痺拘束が出来そうだ。

ryo:「ピンちゃん、ヒカルさん、もうすぐ麻痺に出来そうです。ロードランナーの近くで戦って下さい。」

pinksnow:「わかったわんw」

hikaru:「ぉ、ぉう!まかせとけ~!」

 もう手持ちの弾を撃ち切っていたので、ここで手早く何発かの麻痺弾を調合すると、そのまま装填をして私に向き直っている最中のモンスター目がけてトリガーを引いた!。

“バシュ!”“バシュ!”“バシュ!”

 装填済みの3発の麻痺弾が3つの軌跡えお描きながら、ロードランナーのわき腹のあたりに命中すると、麻痺効果のある黄色いエフェクトが小さく光った!。その瞬間から全身の筋肉をコワばらせて、思うようにカラダを動かせない状態に陥ってしまった敵モンスターへ、頼りになる(?)前衛部隊の二人が、それぞれの“エモノ“を手に襲い掛かった!。

“ギャウン!!”

hikaru:「おや?!なんか尻尾の先っぽが切れたよ~w」

 頭をシツコク狙っているピンちゃんと攻撃範囲が重ならないように、モンスターの後ろ側から攻撃をしていたヒカルさんが、見事にロードランナーの尻尾を切ってくれた。これは部位破壊と呼ばれる状態で、この尻尾の部分からも剥ぎ取りが出来るようになり、実質的には素材報酬が1つ増えた事になる。

pinksnow:「グッジョブよんw」

ryo:「グッジョブです!」

 中には、この尻尾の部分からしか取れない素材もあって、尻尾の切断とはクエストを進めて行く上で欠く事の出来ないステップの1つでもあるのだが、私が普段から持ち歩いているボウガンだと、なかなか部位破壊(切る)が出来ない部分でもある。

hikaru:「お?なんかテキの様子がおかしいぞ?!」

 それもそのハズで、ピンちゃんとヒカルさんの“やりとり“ばかりが目立ってしまったが、コレまでにも敵モンスターに対する攻撃は続いていたので、そろそろ体力が少なくなってしまったロードランナーが、もう足を引きずって自分の巣穴へと逃げ帰ろうとしていた。

pinksnow:「あとひとガンバリよん!」

hikaru:「まぁ~かせとけっ><w」

 それまでは、どちらかと言うと無理して強がっていた感じのヒカルさんだったが、相手が弱ったトタンに声が明るくなったような気がするのは何故なのかなぁ~?。狩ろうとしていたエモノが目の前を逃げて行くと、ソレを追いかけたくなるのがハンターの心境なのか?私もボウガンを構えてロードランナーの後を追いかけた!。


(P-58へ続くにゃ?!)

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