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2011.11.23 *Wed

【小説】 「ネットの彼女」 第6話(P-56) / 桂木 けい

“バシッ!バシッ!バシッ!”

大きな光のエフェクトが着弾して、ダメージを追わせた事を目視で確認すると、今の攻撃で敵の注意を引いてしまったのか?それまでは近くにいたピンちゃんたちを追い払おうとしていたロードランナーが、私の方へと向き直った。

 頭からは湯気のようなモノが出ていて、これはモンスターが怒っている事を表しており、敵の攻撃力などに上方修正が加わる。この事が実際にどれくらいの危険度をはらむのかについては、この手のゲームを体験された方が居れば理解して頂けるだろう。

 敵がコチラへと向き直るタイミングに合わせて、手にしていたボウガンを背負い直しておけば、後はいつでも回避行動へと移れるので、この状態のままで相手の出方をじっと伺う。湯気の出ている頭部を2~3度左右に振ってから、突撃目標である私の位置を一瞥すると、今度もまたドリルのような角を地面スレスレに下げると一気に走り出した!。

pinksnow:「今よ!追いかけて攻撃するのよん><!」

hikaru:「よっしゃ~!まかせとけっ!」

 私に向かって一直線に距離を詰めてくるロードランナーに対して、左右からピンちゃんとヒカルさんも全力疾走しながらコッチへ向かって来るが、いつまでもココから眺めているような時間は無い。敵の突進攻撃を右手へ回避をしてから振り向きざまにボウガンを構える。この時にはカメラの移動より先に、マイ・キャラをロードランナーが停止する(であろう)位置に予め向けてあり、カメラをターゲットスコープモードに切り替えれば即座に標的を捉える事に成功していた。

 ここまでダンドリが出来てさえいれば、後はゆっくりとトリガーを引くだけなので、先制攻撃のチャンスを掴む事が出来る。また、もう少し相手の動きに慣れてくれば、突撃をしている最中のモンスターに対しても、斜め後ろから射撃を行う事が可能だ。しかし、その場合には上下方向に狙いを修正している時間が無くて弱点部位への攻撃と云うよりは、あくまで追加ダメージを稼ぐのが目的となる。

hikaru「いって~!よくもやったな~><!」

 突撃していたロードランナーが電車の急停車のようにスリップしながら止まると、次の攻撃相手を探す為に振り向くタイミングを狙って射撃をしていたのだが、何故かその射線を横切るようにヒカルさんが走って来て、私の撃った弾に当たってしまったようだ・・・。

ryo:「そんなトコロを通るからです・・・」

 味方の攻撃によって?動きが一時的にでも止まってしまったヒカルさんを、ロードランナーが次の攻撃目標に定めて、あのドリルのような頭を目いっぱい振りかざして横へと薙いで来た!。

hikaru:「のぉわっ!」

 コチラを向いて文句を言っていたのが災いして、後ろから攻撃を受けるカタチとなったヒカルさんが、10m以上も飛ばされて地面へドサリと落ちる鈍い音が聞こえた。

hikaru:「いって~~><;」

pinksnow:「ちょっと!ナニやってるのよぅー!」

 ロードランナーが頭を振った時に、その反動でピンちゃんがいる後ろ側にもシッポが横に振り回されたのだが、それを器用にバックステップで回避してから再び攻撃を続けている。

 ヒカルさんを吹き飛ばした時に、敵モンスターの頭がピンちゃんの方に向いていたので、今度は正面からの攻撃となっているが、ロードランナーが再び突撃体勢に入るとスグにランスを背負い直して逃げ出す事にしたようだ。

hikaru:「オトコなら踏みとどまって戦え~!」

pinksnow:「フン!そんなのとっくの昔に卒業しちゃったわよ~w」

 少し前の二人のやり取りで、「オトコらしく・・・」と言うのがあったと記憶しているが、今度はヒカルさんがピンちゃんに対して同じワードを使ってみたとしても、ピンちゃんの方が上手く受け流しているように見えるのは、やはり人生経験の差だろうか?。

 性懲りも無く突進を繰り返すロードランナーを追いかけて、ピンちゃんがランスを構えた姿勢から突撃を行い追撃して行くと、その後ろからヒカルさんが全力疾走で追いかけるのだが、地面を駆け抜けるスピード勝負においては、やはりランスの突撃の方が有利なようだ。

pinksnow:「アチシが一番よんw!」

ヒカル:「くっそー!突撃とはヒキョーだぞー><」

 ヴォイスチャットを聞いている限りでは、とても勇ましいヒカルさんなのだが、いつもピンちゃんより“一歩“遅れていて、貧乏クジを引かされているような感じになるのは、やはりピンちゃんの方が一枚だけ上手だからなのかな~?。

pinksnow:「悔しかったら、ボーヤもランスを持ってくるのよんw」

 方向転換をしているロードランナーに追いついたピンちゃんが、手にしたランスを思い切りよく突き上げると、振り回されていた尻尾に勢いがついてカウンターを受けるカタチとなった。

pinksnow:「ジョーダンぢゃ無いわよぅー><!」

hikaru:「やったー!今度はオレの番だーーw」


(P-57へ続くにゃ?!)

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