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2011.07.10 *Sun

【小説】 「ネットの彼女」 第5話(P-43) / 桂木 けい

 このゲームでは以前のヴァージョンから定期的にアップデートを重ねており、より“リアルさ“を追い求めた結果”一度でも“トドメを刺されてしまうと、そのプレーヤーはゲームオーバーとなって、クエストから強制送還されてしまうのが今のルールとなっている。

また、クエストを受注した“クエ主さん”がヤラレてしまった場合は最悪で、別のメンバーさんたちが生き残っていたとしてもクエスト失敗という事になるようだ。

「まだ3人残ってるので継続します、いいですか?」(by Skyさん)

「は~い」(by MANAさん)

 こうして最初の犠牲者を出してしまった我がPTだが、クエストリーダーであるSkyさんの判断によって、戦いが継続する事を知らされたが、元よりコチラもそのツモリだったので、先に力尽きてしまったQEENさんには申し訳無いが、このままハミング・バードへの攻撃を続行する!。

 コレでも一応ガンナーのハシクレなので、麻痺弾などのサポート弾については調合素材くらいはポーチに入れてあり、ヤラレてしまったQEENさんに代わって近接武器の2名をサポートする事も忘れてはいけない。

 このような飛竜種を相手にする場合、地面に仕掛けるタイプの罠にハメるには下へ降ろさないといけないのが悩みドコロなのだが、今回一緒に来ているSkyさんとMANAさんが投げる閃光玉によって、カンタンにポトリ!と落ちてしまったハミング・バードを、1秒でも長く地上にシバリつけておくには麻痺弾が“持って来い“の攻撃手段と言えるだろう。

 敵のクチバシや翼での攻撃を、自身の身の丈の実に3倍はあろうかと言う大剣でガッチリとガードしながら確実に1撃ずつ返していくSkyさんの戦い方に対して、MANAさんのソレはスピードを重視した回数攻撃を旨とするようだが、あの細いニンジャ刀の刀身では対人戦ならイザ知らず、モンスターの力強い攻撃を受け切るにはカナリの無理がありそうだ。

「みんな気をつけて!」(by MANAさん)

「は~い」(by Skyさん)

(もしかして“はーい”が流行ってるのか?)

 その為に、敵の攻撃が来る度にタイミングを計って回避を行うMANAさんを見ていて、たとえソレがニンジャ刀とボウガンの違いはあれど、この敵の攻撃と回避のリズムのようなモノが見えてきた。また、回避ではなくてSkyさんのようにガードをする場合にも、相手の行動パターンや呼吸を読んで防御体勢を取るには同様の観察眼と判断力が必要だと思った。

 このゲームでは、持っている武器が何であれ防御姿勢を取る事によって、ダメージを軽減したり無効化する事が出来るようになってはいるが、私の持つライトボウガンではその効果をほとんど期待する事は出来ない。他のボウガンの中には先端部についているバレルにシールドが装備可能なモノがあって、その場合には敵の攻撃を受ける事も出来るが、通常の戦いで中~遠距離攻撃を行なうガンナーには余り必要が無いモノのようにも思える。

「ぉおっと!」

 考え事をしていたせいで、先ほどQEENさんがヤラレる原因となった毒の唾液が目の前から飛んで来たが、コレを運よく避ける事が出来た。この攻撃の後で突進をしてきては、あの固そうなクチバシでトドメを刺すのがコヤツの攻撃パターンだと思い出して、スグにこの場から離れると、やはりハミング・バードの追撃がやってきた!。

「当たらなければ、どうという事はないな?」

 ハミング・バードの後ろからはSkyさんとMANAさんが追って来ており、この2人とすれ違うように移動を完了すれば、再び狙撃が可能な位置取りとなる。先ずは近接攻撃隊を援護する為に麻痺弾から撃つが、麻痺拘束が成功するに従って麻痺耐性が上がって行くようで、より多くの麻痺弾を必要とする。

“クエェェェェ・・・”

「今だ!」(by Skyさん)

「サンキュ!ryoさんw」(by MANAさん)

 あのライムグリーンの羽に覆われた身体を、全身に強張らせては何とも哀れな鳴声を上げるのだが、ココで少しでも手を抜くと次の犠牲者が出てしまうかも知れないのでそうはいかない。また、その犠牲者が自分になる可能性が高いのも承知しているつもりだ。

 今は革製では無くて、チェーンメイルと言う少しマトモな防具を着てはいるが、何しろ店で売っている大量生産品なので、モンスターの素材から作成される軽くて丈夫な1品生産モノよりは数段劣ってしまう。

 そんな事より今は、あの翼をいかにして破壊するか?と言う事が優先事項なのだが、3人で集中して攻撃をしていると、俗に言う“一段階”破壊の状態しはなったが、まだこの状態では空を飛ばれてしまう。

 ハミング・バードが身体を急旋回して、近くに居た2名のハンターを吹き飛ばすと、エリアの反対側へ飛んで行って大きな鳴声を上げるが、それはまだ聞いた事の無い鳴声だった!?。


(P-44へ続くにゃ?!)

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