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2011.05.07 *Sat

【小説】 「ネットの彼女」 第4話(P-36) / 桂木 けい

 このように少々クセのあるpinksnowだが、一緒に戦っていて楽しく感じるのは何故だろうか?。彼の話し方は、私が子供の頃に好んで見ていたアニメのキャラクターに似ていて、普通なら“引いてしまう”ようなコトバ使いなのかも知れないが、今の私には懐かしく感じてしまうのだろう。

 また今回に限って“慣れない”ボウガンでガンバっている彼だが、時折り見せる熟練さんのような行動と、ガンナーさんとしてのキャリアの浅さがギャップになっていて、それを見ているのが楽しいと言う事もある。

「そっち行ったわん!」

「おおっと!」

 向こうで、まだ何か言っているpinksnowを見ながら別の事を考えていると、ラグ=ジャボスの尻尾が振り回されて、それが危うく私に当たるトコロだったが、間一髪で回避する事に成功した!。

「なぁ~に!ボ~ッとヨソ見してんのよぅ~!」

 もう、大分ボウガンに慣れてきたのか?、私の方に攻撃を仕掛けてくるラグ=ジャボスの背中を、pinksnowの射撃が音を立てて命中する!。

 こんな感じで2人のガンナーによる、“片側オトリ作戦!”で戦っていると、1人の時よりもズイブンと気持ちがラクになるのが判った。リアルでも同じ事なのだろうが、何でも1人でするより仲間が居た方がやりやすいし、また楽しいと言う事を、子供の頃の私は知っていたと思う。

 それが何故か大人になってから、“足を引っ張られる”くらいなら一人の方がイイなどとカタヒジを張るようになり、心に鎧を纏って生きるようになったのは、本当にいつ頃からだったのかな・・・?。

 自分でも気づいてるのだが、それはタダ単に相手のミスを許す事が出来ないという、私の人間の“小ささ”から来ているのだが、もういまさら方針変更をしても、周囲がそれを認める事は無いだろう。また今の“オカタイ”イメージの方が仕事がしやすいというメリットもあり、少なくとも今の会社や周囲の環境が変わらない限りは、このままの自分で生きて行くつもりだ。

「ヤツめ!隣エリアへ逃げて行くわん!」

 少し考え事のようになってしまったが、気が付くと今までヤラレっぱなしで来ていたラグ=ジャボスが、疲れたのか?向こうへ小走りに去って行く姿を見る事が出来た!。

「スグに追いかけましょう!」

 ボウガンを背負い直してから、メッキリと数が減ってしまった“取り巻き“たちを連れて、ユッサユッサと左右に揺れている背中を追いかける!。

「あと少しで、あちしの勝ちねぇ~w」

「いえいえ“私たち“ですよw」

 冷静に訂正をしておいたが、タイミング的に考えるとナイスなツッコミになってしまった。最初にギルドで出会った時には、そのドハデなピンクの衣装が印象的で、一体どんな“変人さん“なのか?と少しだけ心配をしてしまったが、共に戦うパートナーさんとして考えてみると、マジメで楽しい人柄が感じられる。

「ryoさん突然だけど、あちしとフレになってくれない?」

「い、今ですか?・・・もちろんOKですが・・・」

 敵の一群を追いかけている最中に、pinksnowからフレンドの申請があり、これを承諾すると、これでライルに続いて2人目のフレンド登録となり、リストへ彼の名前が追加された。

「よろしくお願いします!」

「コレからわ“ピンちゃん”と呼んでねぃ~!」

 何故かは判らないが、この楽しいパートナーさんから見て、恐らく性格が正反対で“ツマラナイ”ハズの私が、これからも一緒に狩りをしたいと考える対象となった事に対して、少なからず嬉しいと思えた。

 次のエリアへ進んで行くと、取り巻きのザコが5匹くらいに増えていたが、ピンちゃんと私は迷わず二手に別れて進撃を続ける!。もう発見状態になっているのだが、威嚇を繰り返すだけでドチラをターゲットにしようかと、あの小さな脳で考え中らしい。

 先ほどは180度方向に位置取りをしていた為に、弾が味方の近くまで届いてしまったが、今回は敵を正面にしてVの字になっているので、例え散弾を使用したとしても味方に当たる心配は無い。

 ピンちゃんの性格を推測すると、弱りかけたボスを一点集中で攻撃をする可能性が高いので、私は散弾をリロードしてザコごと狙い撃つ事に決めた!。

 最初は火炎弾の残りを撃っていたピンちゃんだが、私と同じく散弾を撃ち始めると、左右から浴びせられた散弾で、被弾したザコさんがよろめき倒れて行くのが見える。

(2人で散弾を撃ち続けると、こうなるのか~w)

“バシュン!バシュン!バシュン”

 ありったけの散弾を撃ち続けていると、いつの間にかザコさんの群れは全滅して、いよいよボスが1匹だけ残ってしまった。

 貫通弾をリロードしてラグ=ジャボスまでの距離を確認するが、まだこの弾のクリティカル距離が良く判らないので、着弾時のエフェクトを見て前後に距離を取り直す事になりそうだ。


(P-37へ続くにゃ!)

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