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2010.07.27 *Tue

【小説】 「ネットの彼女」 第3話(P-15) / 桂木 けい

 エリア4も半分を過ぎて行くと、大型の蜘蛛のような昆虫(?)が5匹いて私の行く手を横切っている。固まって歩けば良いものを、1列縦隊で連なって歩いて行くので、先を急ぎたい私としては敢えてその群れに向かって走り出さなくてはならない。

 少し近づくと、こちらに気づいた虫たちが私に向かって威嚇を始める。今の私の防具と剣であれば、この程度の敵なら造作もなく倒せると思うが、ここは時間が惜しいので相手にはせずに強行突破を行う事にした。幸いこの虫の動作は遅くて特に刺されたりする事も無く、無事にそこを通過をする事が出来たので、後はエリア5への入口に向かうだけだ、・・・このまま先を急ぐ事にする。

 エリア5へと入ると、そこには浅い川がフィールドを横切っており小魚などが泳いでいて、とてもキレイなトコロだった。エリアの奥に向かって右側には樹木が生い茂っており、この樹木がエリアの右側から中央部分へと分布している為に、障害物のない道を進もうとしたら大きくコの字型の地形を回りこまなくてはならないようだ。この小さな森を抜けるという手もあるが、この中に何がいるのか判らないうちは入らない方が無難だと考えたので、少し遠回りになるが樹木の無い道を急ぐ事にした。

 ジャブジャブと浅瀬を渡り小石が踏み固められたような場所を通り過ぎると、中央部分の樹木がせり出た部分まで行く事が出来る。ここを左側から回り込めばエリア6へのルートが見渡せるはずだ。

 そして足速にソコを回ると、向こうに薄い青紫のメイド服が見えた!。

「ララさん!そっちに行ってはダメです!」

 パーティ内通話のはずだから、距離には関係無く聞こえているハズなのだが、彼女はこちらを振り向かずに、足早にエリア6の方へと走って行ってしまった。

(これは困った事になったぞ・・・)

 ライルの説明だとエリア6の奥にはジャボス達の巣があって、そこには親玉クラスのアレが寝ており、こちらから起こさない限りはある程度の時間は眠っているハズなのだ。

「ライル、そっちはどう?まだ大丈夫なのか?」

「ああ、今12匹目を倒したトコロだ!ケガもないよ」

 3人分のターゲットを1人に任せっぱなしにしているので、早くララを連れて戻りライルに合流をしなければ何か申し訳ない気がする。しかし今はララを連れ戻す事が先決なので、こうしている間にもエリア5をほぼ通り過ぎており、このままいよいよエリア6へと入って行ったのだった。

 中に入ると、先ほど通って来たエリアとは違い、森が途中で切れていて岩場のゴツゴツとした場所に続いており、奥へ進む程に樹木が少なくなっていて、むき出しの地面が見えて来る。ここからは1本道なので、このまま進めばララに追いつくハズだ。

 ずーっと進んで行くと、向こうの方にララの後ろ姿を見つけた。

「ララさん戻りましょう・・・ここは危険です!」

「し~っ、静かにしてくださぃよ~音を立てないでね・・・」

 そ~っと近づいて行きララの姿を見た時に、私の背中には冷たい汗が流れるのを感じた。良く見てみると彼女の背中に大剣は無くて、いや有るのだが両手で握りしめられているソレは背中で力を溜めており、今まさに振り下ろされようとしていたの」である。

 彼女が振り下ろそうとしている位置には、昨日に私とライルが追いかけ回されたアノ親玉の頭があった!。

「ちょっと待ってて下さいよ~、さっきryoさん達を怒らせちゃったので、今この子を”がっつん”とやっつけて、信頼回復をしちゃいま~すw」

 待て!いや・・・待って下さい!と言おうとした瞬間にソレは振り下ろされたのだった><。

「あれ~?おかし~ですね~、まだ生きてますよ~?」

 当たり前だ・・・。しかしツイていたのか?力を溜めた渾身の一撃を頭部に受けて、一応起きたのだが少しクラクラきてるようだ!。だが周りからは、この音を聞きつけて来たジャボスが一匹、また一匹と巣の中に入って来たようだ!。

「あららぁ~こんなにいっぱい出てきちゃった~」

 このままでは2人揃ってアウトだ!素早くララの手を掴んで引っ張ると、そのままエリア5に向かって走り出した!。

「ライル!聞いてるかライル!少しマズイ事になった・・・」

 走りながらライルにこの事を伝えるが、彼も今ジャボス達と戦っていてゆっくりと話せる状況では無いようだ。幸いな事にジャボスの親玉は軽い脳震盪を起こしているので、このまま走り続ければエリア5までは追いつかれずに行けるだろう、しかし問題はその後だ。

 ララを先に行かせてから後ろを振り返ると、ジャボス達の後ろから親玉がこっちに向かって歩き出して来たのが遠目にも見て取れる。今の私が1人で立ち向かっても5秒と持たずにゲーム・オーバーになりそうだから、ここはすぐに向きを変えてララの後を追う事にした!。

(悪い予感ほど良く当たるモノだ・・・><)


(P-16)へつづく!(ここで一度、不定期連載に切り替えさせて頂きますゴメンにゃ><)

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COMMENT

おはようございます!

まぁ無理しないようにしてください。

次回気長~に待ってます。
2010/07/27(火) 08:59:50 | URL | AL #- [Edit
ALさんへ
いつも見て頂きありがとうです!。

そろそろGWに書き貯めた分が無くなってしまいました><、
書きかけのP16は来週にはアップ出来そうですが、
なかなか小説までは手が回らないですね・・・orz。

いったい何時寝てるの?と良く聞かれますが、
眠っても何故かスグに目が覚めてしまうのです。

小説以外にもフレさんたちのブログ巡りや、
カキコをいっぱいしたいのですが、
なかなかそうもいかないですね><。

誰か私に時間を・・・。
2010/07/27(火) 10:43:07 | URL | kei #YG9ONXHE [Edit
えへへ…小説を始めてまともに読みましたです、はい(汗)

すんごくおもしろい!
今後のを期待しちゃう…

けど無理して体調崩したりしないように~してください
マイペースマイペースw
2010/07/27(火) 15:29:36 | URL | レイ #- [Edit
レイさんへ
読んで頂きましてありがとうございます。

レイちゃんのように読んで頂ける方が一人おられる限り、
ゆっくりとではありますが続けて行きたいと考えております!。

まだまだ15Pなので、これから先の方が長いですよ~w。

そのうちに主人公を後ろから爆弾で吹き飛ばす姉妹を登場させますねw!。
2010/07/27(火) 16:32:42 | URL | kei #YG9ONXHE [Edit

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