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2010.06.08 *Tue

【小説】 「ネットの彼女」 第2話(P-7) / 桂木 けい

 こうしてレア・キノコなるものを集める為に隣のエリアへと歩いていたのだが、ふと気がつくとライルから通話が入る。

「どうせならパーティを組みませんか?」

 彼の言う通り一緒に行動をするのであれば、その方が連絡を取り易くてメリットが大きいのも確かだ。

「了解です、ではソチラも宜しくお願いします。」

 この時の私はまだ、パーティをどうやって組むのか分からなかったので、(そうとは見えないように)少し困ってモニターのこちら側でゲームメニューをあれこれと開いてたりするのだが、すると・・・。

『Ryleさんからパーティの申し込みが来ています、承認しますか?【YorN】』

 とりあえず「イエス」と答えると『パーティが成立しました、今後はパーティ・コマンドの使用が可能となります』とメッセージが表示された。これでこれから話す内容はこの”ライル”というヤツにも聞こえるので、発言には気をつけないといけないなと考えていると、ヤツの声が耳に飛び込んで来た。

「ありがトゥ~~!」

 たかがパーティを組んだくらいで大げさなヤツだ。どうせ一夜限りか、数日の付き合いになると云うのに何をそんなにハシャイデいるのか、私にはこの感覚がイマイチ理解出来ないのだが、ここは気にせず先を急ぐ事にしよう。

「おお!またあったww、見てみてコレ!」

 このライルというヤツのステータスを見てみると、私と同じくハンター・ランク(HR)=1なのだが何故か手馴れていて、どう見てもビギナーという感じがしない。これはきっと前作からのプレイヤーか、セカンドといって2人目のキャラでプレイをしているヤツに違いない。こうゆう輩はリアルではきっとヒマ人だろうから、私とは合わないかもしれないが、この際だから誰もいないよりはマシかと思い同行を続ける事にした。

 2つ目のフィールドで採取を終えるとレア・キノコもようやく7個になった、あと3つで10個になれば私の分はこれで完了となる。

「もう10個になったよ~ww」

 リアルでは常に競走社会の中を生きているので、仕事で他人に遅れを取った事はほとんど無いのだが・・・、目の前のヒマ人はもう集め終わったようだ。(何たる失態!!)こんなゲーム程度の事でイチイチへそを曲げるほど子供では無いので、ここは気にせずにもう少し奥のフィールドへと移動する事にした。

「あ!ryoさん!そっちは気をつけて・・・」

「ん?」

 生い茂る樹木の間から隣のエリアへと入って行くと・・・。

 そこには何か動物らしきモノがいた。イヤ動物と言うのは正確ではない、何と言えばいいか・・・そう”恐竜”だ、それも小型の肉食恐竜で良く映画なんかに良く出て来るヤツだ。体長は2m程度といったところか?、あんなのに見つかっては後々面倒だ。

 そして元いたフィールドに戻ろうと考えているいと、メンドウな事に・・・向こうが私を見つけてしまったようだ。ここは引き返して他のフィールドへ行くか、このままあの恐竜の目を盗んで採取をするか?・・・答えは簡単だ。私は今まで目の前に障害があるからと云って仕事に背を向けた事は一度も無い、だからここは目の前の目標をどうやってクリアするかについて、もう思考を始めていたのである。

「ryoさん、まだ生きてる?」

 後ろを見るとライルもやってきた。(何て失礼なヤツなんだ!)

「そろそろ時間が少し減ってきたね、どうしようか・・ねえryoさん?」

 どうするも何も向こうにキノコが見えているので、あれを採ってくるだけなのだが、目の前の恐竜をどうするか考えてると、ライルが腰に差している短刀(?)を抜いてずかずかと歩いていった。相手は小型とはいえ私達よりも大きい、ヘタをすればこのままヤラレてクエスト失敗という事も考えられる。

 ここでライルに死なれては、例え私のポーチにキノコが10個になったとしても、これから更にあと10個を集めるのは時間的には厳しいかも知れない。ヤツというよりも、ヤツのキノコを守る為には私も出て行かざるをえない状況になり、私は少し歯噛みをした。(ちぃ~っ!)

「ryoさん良く見てて、こいつらはジャボスといって攻撃のパターンがあるから、それさえ見極める事が出来たら、そうそうヤラレたりはしないよ」

 やはり経験者だったか、これで小型恐竜の名が分かったのはイイが、本当に死なないのだろうか?。ここは少しライルの戦いを見てみる事にする。

 ジャボスという小型肉食竜は5匹居て、今やライルの周りを取り囲んでいる。後ろから飛びかかられてては、いくら熟練者とてたまったものでは無いはずだ。私はまだ離れたところに居るが背中の長剣には手を掛けておく事にした。


(P-8)へつづく!(更新は、一応・・・毎週火曜日の予定ですが次は少し早いかも?!)

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COMMENT

ライルは
2ndなのか、前からやっていたのか
どっちなのでしょうか?

あっ、今いったら次の
ネタがなくなるか・・・

あと、ジャボスは何のモンスターですか?
ジャギノス?ジャギィ?
2010/06/08(火) 21:33:42 | URL | LEON #- [Edit
LEONさんへ
ライルさんは2ndです。
これは文中での彼の手馴れた行動や、
クエストの内容を知っている事から推測出来ます。

主人公がこのゲームを初めてプレイしますので、
一緒に居て説明をさせる為に2ndキャラのライルを登場させています。
(でないと判らない者同士で物語がススミマセン><)

あとジャボスはテキト~に決めたのですが、
ジャギィを連想して頂ければイイと思います。

全然別の名前にしてしまいますと、
パッと思い浮かべて頂けないかも?と考えて、
最初の”ジャ”を残しておきました。
2010/06/09(水) 08:00:49 | URL | kei #YG9ONXHE [Edit
読むの遅くなりました><;

ジャボスw小型だからジャギィみたいなのですね☆
リーダーゎドスジャボスにゃww(≧∇≦)

ライルさんゎ~話し方とかオガさんっぽぃからリアルも男性かもとか♪

続きもぅ更新してますね☆ミ(早いにゃww)
さっそく読みますね~( ̄∀ ̄)
2010/06/09(水) 21:31:24 | URL | Yuffie(ユフィ)☆ #- [Edit
Yuffieさんへ
いつも見て頂きまして、ありがと~にゃ!。

ジャボスの”ジャ”は、ジャギィの”ジャ”です!。
でもリーダーは”ドス”ではなくて”ラグ”を付ける予定です。
(ラージとかグレートというイミです)

そしてライルさんはリアルでも男性ですよ~w、
そしてryoさんよりも実は年下の方です。

最初はリアルのライルさんと、ヴァーチャルのライルさんは、
別々の方(フレさん)として考えておりますが、
このまま進めるかどうか?少し迷っておりま~す。

でも、書いていれば登場人物たちが勝手に決めて、
動いてくれますので書く方も楽しみだったりしますよw。
2010/06/10(木) 07:49:41 | URL | kei #YG9ONXHE [Edit

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