This Category : 【短編】ショート小説・エッセイなど?

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2011.06.27 *Mon

【短編】ショート小説・エッセイなど?

ショート小説などのINDEXページです。



【雑文】「よく見る夢のおはなし」



【短編小説】 「大切な時間」 (P-1)

【短編小説】 「大切な時間」 (P-2)

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2011.06.28 *Tue

とりあえず書いて残しておくにゃ><!

「よく見る夢のおはなし」

 “怖い夢”を見る事は、皆さんもよくある事だと思いますが、私は“同じような夢“を時々見る事がありますので、今回はその“夢のおはなし”について、少しだけ書いておきます。

 何故?“同じような夢”と書かせて頂いたのは、夢の中で起こった事は少しずつ状況が違うのですが、それは決まってある場所と言いますか・・・、同じ“町”というには少し小さくて、山奥の集落と表現したほうが適切かも知れません。

 この“夢”の始まり方は大抵の場合は同じで、気がつけばいつも京都市街から嵯峨野方面へと向かう国道9号線から、北へ向かう途中の山道を曲がったトコロから始まります。

 その角を曲がりますと急に辺りが寂しくなって、人影の無い田舎道を緩やかな登り坂がず~っと先まで続いております。

 道なりに進んで行きますと、だんだん道幅が狭くなっていて、やがて車では通れない程の狭さになり、バックをしようと車から後ろを振り返りますと、坂の上の方には白い外壁が古くて汚れている、鉄筋コンクリート造3階建ての“廃病院”が見えます。

 実はこの“廃病院”が目印となっていて、この風景に出くわしますと、“あの時“の夢の中だと思い出せるくらい、何度も見た記憶があります。このまま無事にバックが出来ればイイのですが、何故か?イヤな予感がしますので、ココで車を捨てて徒歩で山道を越える事を決心します。

 この時に、太陽がまだ高い位置にあれば、大抵の場合は無事に逃げ切る事が出来るのですが、もし、この段階で陽が陰りだしていたとしたら、かなりの確率で怖い思いをする事になりますので注意が必要です。

 しかし、生憎と今回の時間は夕方に近くて、無事に目覚める事が出来る確証はドコにもありません><。ですが、いつ頃からか見始めた“この夢”も何度か経験をしておりますから、いつが最初だったのかは、もう覚えておりませんが、今ではそれなりの“心構え”のようなモノが出来つつあります。

 変な言い方をすれば、ある種“慣れ”のような感覚があって、それでも“人ならざる者たち”の手から、命からがら逃げ回るのは、たとえそれが“夢”の中と判っていても、その渦中に居る間はリアルでの出来事と比べて、何ら遜色が無いのですよね・・・。

 車から離れて少し行きますと、周囲に草が生茂った三叉路が出て来ますが、夢の中では、いつも左の道へと進みますから、その反対側の道の先がどうなっているのかは判りません。

 三叉路を曲がってから少し進みますと、ようやく1軒の古びた平屋の家が見えて参りますが、ボザボザで手入れがされていない垣根の隙間からは、同じく見捨てられたままのような感じのする庭があり、一見すると、まるで廃屋のような民家なのですが、そこに住人が居る事を何故か?知っている私が居ます。

 ココで間違っても「すみません、道に迷ったのですが・・・」などと、バカみたいな事を尋ねてはイケません。この夢に出て来る方たちの中で、ホンの数人しかマトモな人間はいないハズですからココは出来るだけ人目を避けて、いつものように“夢”の終わりには、必ず出て来る“あの”坂道を下らなければならないのです。

 ココへは何度か来ているのですが、最初に病院の近くから始まる“この夢”の終わりは、花の咲いていない桜の木が植えてある、緩やかな坂道を下りきったトコロで終わる事は覚えています。

 しかし、その道中は必ずしも同じというワケでは無くて、何度も別のトコロをウロウロしながら、この村の出口を探すのですが、誰かに見つかっては困った事になりそうですから、そうカンタンには探す事が出来ない為に、なかなか見つからないのです。

 この村の住人さんたちは、みんな“過去の人間”と言えばイイのでしょうか?、もう今は生きていないハズの時間の中で、どういった事情があるのかは知らないのですが、この空間の中に閉じ込められていて、私のように夢から入ってくる人間をココで殺して縛りつけようとするのです。

 もう顔や名前までは覚えておりませんが、覚えている限りで少なくとも2度は別の来訪者さんと出会った事がありますが、途中ではぐれてしまい、その後その方たちが、どんな末路を辿ったのかは判りません。恐らく無事に逃げ延びたとは思うのですが、或いはココの住人になってしまい、また次の犠牲者を探して、この村の中を彷徨っているという可能性もあります。

 念の為に書いておきますが、これは“小説“の類の話ではありません。私が実際に見る”夢“の中の出来事なのですが、普通は目が覚めた時に少しだけイヤな感じだけがココロに残っていて、詳しい内容までは記憶し続ける事が出来ないのですが、繰り返し何度も見ているせいなのか?、少しずつではありますが、普段の生活の中でフト記憶が甦る事があり、こうして回想しながら文章に記録をする事が出来るようになりました。

 少し長くなりましたので、今回はココまでにしておきますが、また“この夢“の中へ迷い込んだら、続きを書きますね・・・。

2011.08.15 *Mon

【短編小説】 「大切な時間」 (P-1) / 桂木 けい

※小説家になろう!にリテイク版をUPしています。


 そう、その事故に遭ったのは、私が25歳の夏の事だった。当時はまだ妻の早紀とは結婚はしておらず恋人同士の間柄だったのだが、付き合い始めてから5年くらいになっていて、お互いについて少々倦怠期のような感じがしていたモノだ。

 しかし、私が運転していた車の助手席に早紀を座らせて、外で食事をした後で彼女を家へ送ろうとしていた時に、対向車線から中型のトラックがセンターラインを大きく踏み越えて来て、私たちの乗る乗用車と正面衝突をしたのだった。その物凄い衝撃は今でも覚えているが、その時に見た光景は真っ白な光以外に記憶しているモノは無かった。

 少し話しを戻そう。

 私と早紀は仲の良い恋人同士のハズだったが、あの日のファミレスでの食事の時に「そろそろ親に会って欲しい」と言われて、正直のトコロ「困ったな・・・」と考えてしまった。そしてカンの良い彼女にソレを見抜かれてしまいバツが悪かったのは、私がまだ大人になりきれていなかったと言う事でもある。もう子供と呼べる年齢でも無いので、キレイな言葉で言えば“大人の関係”だったし、別に他のトコロで浮気や二股をかけているワケでは無いのだが、ヤル事だけしておいて、イザ“結婚”をチラつかされると決心がニブってしまう。決して認めたくは無いが、私はそんな矮小なニンゲンなのかも知れない。

 彼女の事は大好きで愛してると思っているが、それは彼女を独占したいとか、抱いてキスをしたいとか、欲望に類する感情も混ざっていて、率直に言えばドコからドコまでが純粋に愛と呼べるのか?なんて、全くもって判らない。もしかすると、最近になって彼女との関係が“空気“のように軽くて見えなくなってきたのは、私の方に多くの原因があるような気がしている。

 そんな状態の中で一緒に外食へ出たのがマズかったのか?、彼女の申し出に対して“まだ行きたくないな~・・・”と考えてしまったのが、どうやら“カオ“に出てしまったらしい・・・。店を出てから、車の運転席で正面を向いてハンドルを握っていれば、イヤでも彼女の顔が視界に入ってしまうから、少しナナメを見ながら運転していた時に“その事故”へ巻き込まれてしまった。

 大きなエンジン音とモノ凄い衝撃が走り二人の全身を貫く。とっさの事だったがハンドルを左へ切って真正面からの衝突を回避しようと試みたが、実際にどうなったのかは確認のしようが無かった。視界いっぱいの光がはじけてフロントガラスに真っ白なスジが無数に入ったかと思うと、まるでガラスの洪水のごとくコチラへ流れ込んできた。

 私は無意識に彼女の方へと左腕を伸ばして必死に守ろうとしたのだが、それすらも“守れ無いかも知れない”彼女に対して、“自分はココまでやった”という自己満足で無いと誰が信じてくれるだろうか?。実際に彼女を守れるのは私の左腕なんかでは無くて、車のエアバッグなのだから・・・。

 気がつくと白い天井を見上げていた。

 もう、お察しの通りだが、ココは天国では無い。最も、こんな“自己中男“が行けるとは考えてもいないが、イキナリそんな事になって何故判るか?。それは白い天井のワキに透明の点滴袋がブラ下がっているのを見れば“バカでも”判る結論だろう?。

 首や頭それに腕と脚など身体を動かそうとすると、ほぼ全身に痛みが走るが致命傷は無さそうだ。幸いな事に打撲程度で済んだらしい?。そして夜の事故の事を思い出して、その不幸に見舞われたのが自分一人では無かった事を思い出した。

「気がつかれましたか?」

 ベッドの上でモゾモゾしていると、まだ若い看護婦さんが入ってきて点滴の残量を確認する。手にはA4サイズのバインダーに何かのチェックシートを持っていて、私が起きていれば体温などの検診をしに来たようだった。

「早紀は?私の他にもう一人居たはずです」

「ええ、奥様でしたら、まだ集中治療室にいらっしゃいます」

 もしかすると運転免許などの身分証明を持たなかった早紀の事を、私の妻と思い込んでいるらしいが、今はそんな事より彼女の容態について尋ねる事が先なので特に聞き流す事にした。

「怪我の状態が悪いのですか?」

「そうですねぇ~・・・」

 看護婦さんの説明によって早紀が一般の病室ではなくて集中治療室に居るのが判ったが、彼女と云うか・・・“彼女のお腹の子供”が事故の時にシートベルトによって圧迫されており、母子共にとても危険な状態にあると知らされた!。

「え?!」

 ベッドの上で飛び起きるような勢いで上半身を起こす。まだ首や腰も痛かったが、そんな事よりも驚きの方が強くて、病室の白い壁が見えているハズなのに、とても暗く感じたのは、私に負い目のような罪の意識があったせいだろう。

【短編小説】 「大切な時間」 (P-2)へ続く!
 

2011.08.16 *Tue

【短編小説】 「大切な時間」 (P-2) / 桂木 けい

【短編小説】 「大切な時間」 (P-1)より~続きます。

 早紀のお腹の中に自分の子供が居るかも知れないという事実を、この時に初めて知ったのだが、まだ父親になると言った実感は無い。だってそうだろう?まさか、こんなタイミングで子供の親になるなんて、思いもしないだろう。

 しかし、これで早紀が私を親に会わせたかった理由が判った気がする。結婚するより先に子供が出来たと判れば、ヘタレで外面ばかり気にする私が逃げてしまうと考えたのだろう、まぁ“当たらずとも遠からず“と言ったところか?。現に昨夜はその事で、彼女のお願いを無下に断ってしまったのだから・・・。

 集中治療室の前で彼女と彼女の子供が無事な事を祈り、点滴ハンガーを引きずりながら病院の廊下を行ったり来たりしていたが、だんだんと身体中が痛くなってきた。それでも自分の病室に帰る気にはならず、廊下のソファーに座り込んで寝てしまった。

 しばらくしてから看護婦さんに起こされて目を覚ますのだが、ようやく早紀が回復して一般の病室へと移される時だった。彼女の顔をそっと見てみたが、まだ眠ったままだったので、後から出てきた医師に本当に大丈夫だったのか尋ねてみたが、もう大丈夫との事で少しホッとしたした事を今でも覚えている。

 その後に彼女は妻となり、女の子を無事に出産した。子供の名前は二人で考えて、両方の母親の名前から1文字ずつ取って“美鈴”(みすず)という名をつけた。

 最初は早紀への贖罪のような気持ちでスタートした彼女との結婚生活だったが、付き合いが長いという事もあり、お互いの事を良く知った上での結婚だったのが幸いしてか、その後は穏やかな毎日が続いている。

 美鈴の夜泣きには少々悩まされたが、産まれて半年もすれば首がすわり膝に”抱っこ“する事も出来た。1歳になる頃にはヨチヨチと歩き出したのを見て、妻と2人で抱き合って喜んだモノだ。2歳から3歳になると、もうカタコトを話し出したのを聞いて、その成長の早さに驚かされた。

 この頃になって、ようやく父親としての感覚が養われてくるのだが、お腹を痛めた母親と違って、男親の場合は親になる為の時間が必要になるらしい。

 結婚する以前には倦怠期も経験し、もしあのまま別れていたら今の“この時間”は存在していないだろう。そう思えば“あの事故”も、私たち夫婦に取っては“乗り越えるべき何か”の一つだったのかも知れない。今は美鈴を産んでくれた妻への感謝もあり、彼女たちへの愛情を感じる事が出来る自分が居る。もしかすると幸福感というのは、こんな感じの毎日を過ごす事への感謝の気持ちの事なのかも知れない。

 その生活の中で“父親”として関わっていく自分が居るが、これは子供の頃から“ずっと口に出せず”に思い描いていた家族の風景だった。それは父と母が仲良く子供と一緒に暮らしている普通の光景だが、私が子供の頃には願っても手に入らなかった家庭生活を現している。

 父親として少しの戸惑いを持ちながら“チョット恥ずかしい”ような感じの幸福感。このささやかな時間がすっと続くように思っていた。

 今日は早紀と結婚してから10回目の結婚記念日になる。結婚した年に産まれた美鈴も9歳となり、もう小学の3年生になっている。最近では仕事から戻って来ると、妻より先に玄関で出迎えて“ただいまのギュッ”くれるのだが、服を脱ぎ捨てると“妻より先に”注意される様にもなっていて、この先が思いやられる今日この頃だったりする。

 玄関から廊下を歩いて早紀が居るハズのキッチンへと向かう。もう夕食の用意は、ほとんど終わっていて鍋からは湯気が出ており、食器を並べていた途中のようだったが彼女の姿は無い。もしかすると何か足らない物があって近所のスーパーへ買い物にでも行ったのだろう。

 一度部屋へと行って手に持った荷物と上着を脱いでからキッチンへと戻ると、もうお姉さんになった美鈴が残りの食器を並べていた。お茶碗にコップにお箸、それにお皿が出揃うと後はお母さんが帰って来るのを待つだけになる。

 美鈴がテーブルの正面の椅子に座ると、私も椅子を引いて腰掛ける事にした。

「お母さん遅いね?まだなのかな?」

「お父さん、今までありがとう」

 娘の手には小さな包みがあり、結婚記念日に妻の早紀が美鈴に手渡していたと見られるプレゼントがあった。私も妻へのプレゼントを用意していたが、それはまだ先ほどの手荷物の中なので、後で妻が戻って来てから取りに行こう。

「あたし、お母さんを呼びに行かないと・・・」

「もう、お外は暗いから一緒に待っていようよ?」

「だめよ、お母さんきっと待ってるから・・・」


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